- コラム
K・I笑顔通信NO.24「人生100年…万歳!認知症と歯周病の関係」
2023年10月13日(金)
みなさん、こんにちは。
暑かった夏も終わって気温も下がり、秋風が心地良くなりましたね。
10月といえばやっぱり食欲の秋!
毎日の歯のケアを忘れずに旬の食材を楽しみたいです♪
今回のK・I笑顔通信のコラムは「人生100年万歳!認知症と歯周病の関係」についてです。
100歳まで自分の歯を大切にして元気に過ごしたいですね(^ ^)
どうぞ続きをご覧ください。
人生100年‥万歳!
「100歳人生」という言葉が目につくようになりました。
いいことです、めでたいことです。
でも長生きするとガンや認知症が怖い!!
特に認知症は自分で自分が分からなくなってくるので一層怖いです。
2025年には高齢者の20%(約700万人)が認知症になると
厚労省は予測しています。今63歳の方、再来年ですよ!!
認知症の中でもアルツハイマー型認知症は最大の派閥、
70%のシェアをもっています。
脳にアミロイドβという異常なタンパク質が溜まって
脳が萎縮し機能が低下してしまうタイプです。
最近、このアミロイドβができるのに歯周病が深く関わっていることを
九州大学の武洲准教授が突き止められました。
なんで、どうやって歯周病菌(Pg菌)が脳にまで悪さをするの?
1.Pg菌は歯の生え際にある歯周ポケットなどに住み着いています。
2.Pg菌は炎症を起こした歯茎から入って大好物の滲出液血液を餌にして増えます。
3.Pg菌が増えると免疫細胞が出てきて必死に戦います。
この必死の戦いで免役細胞が過剰に反応して
老人斑アミロイドβという困ったものができてしまいます。
4.脳には血液脳関門という関所があってさまざまな細菌や異物が
入って行かないように脳を守っていますが…
Pg菌はここでも関所を開かせてアミロイドβを脳内にいれてしまいます。
5.脳内に入ったアミロイドβは沈着して脳の機能を奪いはじめます。
あなたのお口の中のPg菌が
・菌の侵入口をつくる
・アミロイドβをつくる
・アミロイドβを脳のなかに誘導する
この3つの「悪さ」をしないように定期的なチェックを受けましょう!!
「口は命の入口、心の出口」
福岡市中央区今泉
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