- コラム
K・I笑顔通信 No.22「こんな永久歯の生え方には要注意!!!」
2023年8月9日(水)
みなさん、こんにちは
8月に入り蒸し暑い日が続いておりますが、
楽しい夏をお過ごしでしょうか?
今回のK・I笑顔通信は「永久歯の生え方」についてです。
歯の生え変わり時期のトラブルに早く気づくためにも、
かかりつけ歯科を定期的に受診しましょう。
どうぞ続きをご覧ください(^ ^)
『 こんな永久歯の生え方には要注意!!』
1.乳歯がいつまでも残って永久歯が変なところから出てきている
特に多いのが下の前歯。
永久歯が内側から生えてくること自体は異常ではありませんが、
乳歯が長くとどまる場合は注意が必要です。
2.乳歯が抜けたのに、永久歯がなかなか生えてこない
永久歯が生えてくるのが大幅に遅れると、隣にある永久歯や歯並び、
噛み合わせ全体にまで影響を及ぼすことがあるため注意が必要です。
3.第一大臼歯(6歳臼歯)がまっすぐ出てきていない
傾きの程度が大きい場合には、第一大臼歯が遅れて生えてきたり、
あるいは完全に生えていない状態のままで対の歯と噛みあったりします。
歯並びや噛み合わせの異常につながるため注意が必要です。
4.永久歯の過剰歯が存在している。
過剰歯とは、正常な歯の数より多く存在する歯のことです。
上の前歯に最もよくみられ、乳歯の時期に発見されることが多く、
その後の永久歯列に影響を及ぼすため注意が必要です。
5.先天的に永久歯の数が少ない。
※第二乳臼歯の下に本来あるべき永久歯が存在していません。
永久歯が何らかの原因であごの中に形成されないことを「先天欠如」といいます。
先天欠如がある場合、乳歯を永久歯の代わりとして長く使っていくため、
乳歯をむし歯にさせない徹底した歯磨きや定期健診による管理が必要となります。
歯の生えかわり時期のトラブルに早く気付くためにも、
かかりつけ歯科を定期的に受診しチェックをしてもらいましょう。
3~4か月に1度みてもらうことが望ましいでしょう!
定期健診では
①目で見てチェック(視診)
②触ってチェック(触診)
③必要に応じてレントゲン検査
7歳を過ぎたら全体のレントゲン(パノラマレントゲン)を撮ってもらいましょう。
歯ぐきの中にある永久歯の状態などをこの時期に確認することで、 問題に早く対処できます!!!!!
夏休みのうちに1度歯医者を受診してみてはいかがでしょうか。
福岡市中央区今泉
F-style K・I DENTAL OFFICE(エフスタイル ケーアイ デンタルオフィス)