- コラム
K・I笑顔通信 NO.17「前歯の白い斑点気になっていませんか?」
2023年3月3日(金)
みなさん、こんにちは!
ようやく暖かくなり満開の桜を見れる日が近づいて来ましたね♬
今年はマスクを外して出かける機会が増えるのではないでしょうか。
マスクを外した時、ニコッと笑える準備はできていますか?
今回は、歯の表面にできる白い斑点「ホワイトスポット」についてです。
歯を削らずに改善させる方法で、当院でも積極的に取り組んでいます。
どうぞご覧ください★彡
前歯の白い斑点気になっていませんか?
みなさん、マスクを外す準備はできていますか?
今月からマスクの着用は個人の判断という政府発表があり、いよいよ「脱マスクク」に向けて世の中が動き出してきましたが、みなさんはマスクを外す準備は整っているでしょうか?マスク生活が長かったためか、この期間にお口の中をしっかり治療した人と、マスクで隠れているからと手を抜いてきた人とでお口の健康に大きな差が出てきているように感じます。
歯の色、歯並び、歯ぐきの状態、口臭は大丈夫ですか?
その中でも、今回は歯の表面の白斑について。
歯の表面にできる白い斑点はホワイトスポット(写真)と呼ばれ、主に「初期う蝕(虫歯)」「エナメル質形成不全(歯の表層のエナメル質が正常に形成されていない状態)」の2つが原因とされている病気です。エナメル質の中に空気が入ってしまった状態で、光の屈折率の差から白く見えてしまいます。
「昔から前歯に白い斑点がある」「矯正装置を付けていたところが白くなってしまった」など気になっていませんか?歯科医院で相談したら「初期の虫歯だからそのままで良いよ」や「治すには歯を削らないといけない」と言われた方もいるのではないでしょうか。
以前から歯を削って白い樹脂(コンポジットレジン)を詰めたり、表面を一層削ってセラミック(ラミネートベニア)を貼り付けたり、フッ素やミネラルを含んだペーストを塗って再石灰化を促したり、様々な治療方法がありましたが、歯を削る必要があったり、あまり改善しなかったりと、欠点も多くありました。
また、ホワイトニングでも治らず、場合によってはホワイトスポットがより目立つようになることもあります。
しかし、近年「歯を削らずに改善させる方法」が出てきて注目されています。「低粘性レジン浸潤法(アイコン)」という方法で、歯を削らずに樹脂を浸透させることで光の屈折率を改善させ、ホワイトスポットを目立たなくする治療法です。当院でも積極的に取り組んでいて、治療した患者様から「前歯のコンプレックスがなくなった」と喜びの声を多く頂いています。
一度歯を削ると、今年1月のK・I笑顔通信で紹介した「治療修復のサイクル」に入ってしまい、将来的に再治療が必要になる可能性が高くなってしまうので、まずは歯を削らない方法から検討することをオススメします。
また、歯の状態によってはアイコンで改善しないことや適応でないこともありますが、患者様一人ひとりに合った解決方法をご提案しますので、ホワイトスポットが気になる方はお気軽にご相談ください。
脱マスクのこの機会に、あなたの昔からの前歯の悩みを解決して、思いっきり笑ってみませんか?
福岡市中央区今泉
F-style K・I DENTAL OFFICE(エフスタイル ケーアイ デンタルオフィス)