- コラム
K・I笑顔通信 NO.13「歯磨き上手で歯は元気!」
2022年11月2日(水)
みなさん、こんにちは!
秋晴れの心地よい季節となりましたね!
紅葉も見頃を迎えますので、これからのお出かけが楽しい季節です♬
今回は、赤ちゃんや子どもの歯磨きについてです。
成長に合わせて歯磨きの方法や虫歯予防のポイントなど紹介しています。
家族の方も協力できる事がありますので、皆さんで歯磨きを頑張りましょう(*^^*)˚✧₊
また、通院の際にご利用できます駐輪場のご紹介もしておりますのでお役立てください。
歯磨き上手で歯は元気!
赤ちゃん・子どもの歯磨きについて、「どうやったらいいの?」、「嫌がられて困っている…」等
さまざまな不安や悩みを抱えている方も多いかと思います。
子どもの時のお口の衛生環境が、大人になってからのお口の衛生状態、歯周病、虫歯(う蝕)に影響していると言われています。
また、赤ちゃんの時期の歯磨きは、虫歯予防という目的以外に、今後の歯磨き習慣を身につけるという意味でもとても重要なのです。
今回は、赤ちゃん・子どもの成長に合わせて行っていくべき歯磨きの方法や虫歯予防のポイントについてお話ししていきます。
0歳代:準備・導入の時期
・乳歯が生える前からスキンシップの一環として、顔を触ったり、口の周りに触れたりして 口腔への刺激に慣らしておきましょう。
・乳切歯が生えてきたら、歯ブラシでササッと磨いて歯ブラシの感触に慣らしていきましょう。
1〜2歳代:保護者中心の時期
・乳臼歯が生えてきたら、歯ブラシによる清掃を主体に行いましょう。
・ポジションは寝かせ磨きが適切であり、歯茎のスジや頬、舌などを上手によけることもポイント。
3〜5歳代:子ども自身による開始の時期
・食後、または朝晩の歯磨きを習慣づけ、1日1回は保護者による仕上げ磨きを行いましょう。
【Q1】仕上げ磨きイヤイヤはどうすればいい?
【A1】原因 ・成長し自我が芽生えた
・自由に遊びたい/動きたい
・磨く人の顔が必死で怖い
・歯ブラシが当たって痛い
・磨く人の爪が当たって痛い
対策 1.いろんな味の歯磨き剤で!
2.磨く係を交代! 3.ビデオや歌で楽しく! 4.無理な時はお休みで。
【Q2】虫歯予防のフッ素はいつ頃から始めたらいい?
【A2】歯が生えたら(0歳から)フッ素を使いましょう。
500ppm未満のフッ素濃度では虫歯予防効果は低下し、250ppm以下では予防効果は確認されていないため、
フッ素濃度も確認しましょう。(4歳までは500ppm推奨)
【Q3】虫歯にならないために何を気をつけたらいい?
【A3】
重要なのは食生活です!
虫歯予防というと歯磨きばかりが注目されますが、実は食生活も大きく虫歯に影響します。 おやつの回数を決めたり、ジュースのダラダラ飲みをさせないなど、普段から気をつけているのなら、歯磨きがうまくできていなくても徐々に歯磨きを進めていけば大丈夫です。 焦らずにいきましょう。
パパ・ママも虫歯予防を!
赤ちゃんのお口に虫歯菌をうつすのは、親御さん、 おじいちゃん・おばあちゃんなどの周囲の人。 赤ちゃんの虫歯が心配なら、まずは赤ちゃんと接する人が虫歯を治し、定期的にクリーニングを受けてお口の中をきれいにしておきましょう。 家族ぐるみで予防をすれば、スキンシップを控える 必要もなく、安心して子育てを楽しめます。
虫歯は1日にしてならず
「仕上げ磨きは毎日」が基本ではありますが、 機嫌が悪い時、疲れて寝てしまった時、熱の ある時は、無理にすることはありません。 虫歯は、毎日の積み重ねによってできるもの。 1日やそこら休むだけではできません。 気分が良くなってから磨いてあげましょう。
福岡市中央区今泉
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