- コラム
K・I笑顔通信 NO.12「七五三には歯医者に行こう!」
2022年10月7日(金)
みなさん、こんにちは!
まだ天気の良い日中は暑いな〜と感じていましたが、急に秋らしく肌寒くなりましたね!
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋…これからの季節が楽しみです╰(*´︶`*)╯
今回は、七五三には歯医者に行こう!についてです。
七五三と言えば、晴れ着姿でお子様と神社にお参りに行くご家庭も多いのではないでしょうか。
実は、3歳5歳7歳はお子様のお口の成長にとって大事な時期なんです。
ぜひご覧下さい♬
七五三には歯医者に行こう!
秋は豊かな実りの季節。五穀豊穣や豊漁を感謝する祭りがあちこちで行われます。
その中で、豊かな実りに感謝、とは趣旨に異なるお祭りがあります。
七・五・三、子供の健やかな成長を感謝・祈念するお祭りです。
昔は乳幼児の死亡率がとても高かったので、子供は7歳まで人別帳(現在の戸籍)に 入れられませんでした。
いつ死ぬか分からないので家族の一員として入れられなかったのでしょう。
親は子供の成長を、息を吞む思いで見つめていたと思います。
7歳まで育つと「この子はもう大丈夫だ、育つ」と判断されて人別帳に登録され、 一人として扱われるようになっていったのです。
その子供たちの成長の指標が「歯」でした。
3歳 子供の歯(乳歯)が生え揃う年齢。生え揃った乳歯は隙間なくきれいに並んでいます。
これでご飯をちゃんと食べられて丈夫に育ちます。
5歳 上も下も歯と歯の間に隙間ができて、歯並び全体が隙間だらけになります。
この隙間が大人の歯のスペース。このスペースが出来ないと永久歯はきちんと生えてこられません。
7歳 6歳ごろ乳歯列の後ろに最初の大人の歯(永久歯)が生えますが、口の一番奥なので大人はなかなか気づきません。
7歳になって前歯の永久歯が出てくると「よし、この子は立派に育つ」とお祝いをし、家族として人別帳に入れたのです。
息を詰めるほど緊張しなくても子供たちが生き残り、成長できる現代、子供たちの お口の中は健全でしょうか。
乳歯はきちんと生え揃っていますか?
乳歯の間に永久歯のための隙間は育っていますか?
大人の歯は捻じれたり傾いていませんか?重なっていませんか?
受け口になっていませんか?指しゃぶりが続いていませんか?
乱杭歯になっていませんか?鼻詰まりしていませんか?
これらの多くが大人の育て方が原因の生活習慣の結果です。 本当は今も、子供の育ち方に息を詰めなければならない時代なのですね。