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K・I笑顔通信 NO.11「歯ぎしりしていませんか?」

2022年9月6日(火)

みなさん、こんにちは!

日が暮れるのが早くなり、秋が近づいて来ましたね(*^^*)

朝晩は少しずつ暑さも和らぎ過ごしやすくなりました!

今回は、歯ぎしりについてです。

この記事をご覧になっている今…上下の歯を合わせていませんか?

無意識に上下の歯を接触させてしまうと、歯の寿命を縮めてしまう原因になります。

対策をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください♬

 

 

 

歯ぎしり していませんか?

 

被せ物が欠けたり割れたり、神経を取って治療をした歯が突然割れてしまったり…。

そのトラブル、もしかしたら歯ぎしりや歯の接触癖が原因かもしれません。

歯の寿命を縮めてしまう力から歯を守り、被害を減らすにはどうすれば?

すぐに役立つ対策をお伝えします!

 

「過剰な力が歯を破壊します!」

 歯が悪くなる原因といえば、むし歯と歯周病。でもそれだけではないんです。

歯に加わる過剰な力が、歯を傷めて壊してしまうってご存知ですか?  

 歯を傷める力には、大きく分けて2種類あります。ひとつは、就寝中の歯ぎしりの強い力です。ご家族から歯ぎしりをしていると言われたことはありませんか?歯ぎしりにもタイプがあり、ギリギリと音を立てる歯ぎしり、カチカチと上下に噛み合わせる、グッと食いしばるなどがありますが、眠っている時に無意識で行うので、起きている時と違って力の加減がきかず、大変強い力が歯にかかります。歯ぎしりは起きたとしても1時間に数回程度で短時間ではありますが、強い力で歯を揺さぶるため、歯に大きな負担がかかり、歯がすり減ったり削れたり、知覚過敏を起こしたり、被せ物を壊したり、時には歯をへし折ってしまうこともあります。  

 もうひとつが、TCH(Tooth Contacting Habit)と呼ばれる「上下の歯を無意識に接触させる癖」です。パソコン作業中、運転中、料理中などに上下の歯を合わせていませんか?その歯の接触癖こそTCHです。上下の歯は、食事したり重いものを持ったりする時などに一時的に噛む時以外、本来は離れているものなのです。上下の歯の接触時間は、合計しても24時間中でたったの17.5分だと言われています。しかし、歯を接触させる癖のある方が一定数いて、とても弱い力でも長時間加わることによって、顎関節症になったり、歯や被せ物を傷めてしまったりすることもあります。

 

「過剰な力、どうすれば減らせるの?」

 睡眠中の歯ぎしりは、子どもで14〜20%、成人で8〜12%、50歳以上で3〜5%程度の方に見られ、年齢があがるとともに減るものの、遺伝する可能性が昔から指摘されています。

また、歯ぎしりが起こる背景には、ストレスなどの心理的要因、睡眠の質、噛み合わせの状態などが関係するとされています。

 夜中の歯ぎしりは、その80%以上が睡眠の浅い時に起きます。心地よい深い眠りで歯ぎしりを減らしましょう。よい睡眠を取るためのポイントは、「ストレスマネージメント」「睡眠時無呼吸や逆流性食道炎の治療」「深酒やカフェインは逆効果」です。

 そして、歯ぎしりの被害を最小限に抑えるには、夜間用のマウスピースが有効です!歯ぎしり用のマウスピースは軟らかいものよりも、硬いレジン製がオススメです。硬いレジン製なら、噛み合わせがしっかり調整できて、穴が開きにくく、削れたり割れたりしても修理が容易です。

さらに、これから被せ物の治療を受けるなら、壊れにくい治療を選ぶことも大事です。

 

 歯ぎしりやTCHの過剰な力も歯の寿命を縮めてしまうとても大きな要因です。無意識の癖だけにコントロールが難しい歯ぎしり。

歯科のプロと一緒にしっかり対策を取り、定期的なメインテナンスで大切な歯を守っていきましょう。

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『スポーツマウスピース取り扱っています』

 

当院では、スポーツ用のマウスピースの作製も行っています。スポーツ時に歯やお口の中やアゴを守るためにも、スポーツマウスピースの着用は欠かせません。また、しっかりと食いしばれることで、 より高いパフォーマンスを発揮できるという意味でも注目されています。

矯正治療中の方でも作製することができますので、お気軽にご相談ください。

 

福岡市中央区今泉

F-style K・I DENTAL OFFICE(エフスタイル ケーアイ デンタルオフィス)