口腔外科とは
当院の歯科口腔外科では、歯・歯茎・顎・舌・口腔粘膜など、口腔内およびその周辺の幅広い疾患や症状に対応しております。
下記のような症状がある場合は、お早めのご相談をおすすめいたします。
- 奥歯(親知らず)が痛い
- 奥の歯茎が腫れている
- 口が開かない
- 口内炎がなかなか治らない
- 顎が痛い、カクカク音がする
顎関節症治療

「口が開けづらい」「顎が痛い」「動かすとカクカク音がする」などの症状がある方は、顎関節症かもしれません。
放っておくと悪化することもあるため、気になることがあれば早めの受診をおすすめします。
当院では、症状についてしっかりお話を伺い、顎の動きや筋肉の状態をチェックやレントゲン撮影などを通じて、的確な診断を行っております。
顎関節症は人によって原因や症状が違うため、患者さま一人ひとりの状態に合わせた治療法を行い、改善を目指します。
顎関節症の治療法
- 鎮痛剤の処方
- 顎の筋肉のマッサージ
- 開口訓練
- スプリント療法(マウスピース)
- 嚙み合わせや生活習慣の見直し・改善
- デンタルエステ
- ボツリヌス療法
デンタルエステ

デンタルエステは、口周りや咬筋などの筋肉をやさしくマッサージし、血流やリンパの流れを促進します。
これにより筋肉の緊張やこわばりが和らぎ、顎関節にかかる負担を軽減できます。
リラックス効果も高く、ストレスによる食いしばりや歯ぎしりの緩和につながるため、顎関節症の症状改善に役立ちます。
ボツリヌス療法

ボツリヌス療法は、ボツリヌス毒素を咬筋などに注射し、過度な筋肉の緊張や動きを抑える治療です。
歯ぎしりや食いしばりによる顎関節への負担を減らし、顎関節症の痛みや違和感を軽減できます。
さらにエラの張りが改善され、小顔効果も期待できるのが特徴です。
親知らず

「奥歯がズキズキする」「腫れてご飯が食べにくい」そんな症状がある方は、もしかすると親知らずが原因かもしれません。
「親知らず」とは、20歳前後に生えてくる一番奥の永久歯(第三大臼歯)のことを指します。
真っすぐに生えず、斜めや横向きに生えることがあり、歯茎の腫れや痛み、隣の歯まで虫歯になるなど、さまざまなトラブルの原因となります。
当院では、レントゲン撮影や口腔内の診査を行い、親知らずの状態・生え方・周囲の歯や骨への影響を評価した上で、抜歯の必要性をご説明いたします。
なお、抜歯が困難な場合(神経に近い、埋伏歯など)には、提携する口腔外科専門機関をご紹介いたします。
口内炎

舌や頬の内側、唇の裏などにできる小さな傷やただれのようなもので、多くの場合1週間〜10日ほどで自然に治ります。
しかし、2週間以上続いたり、大きくなってきている場合は、粘膜疾患や口腔がんの可能性もあります。口腔がん等が疑われる場合は、専門の病院をご紹介しております。
2週間以上治らない、どんどんひどくなるといった症状の方は、お早めに歯科医院の受診をおすすめいたします。