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2025.11.01

K・I 笑顔通信 No.39 歯ぎしり・食いしばりに効果がある?歯医者で行う『ボツリヌス治療』とは!?

皆さま、こんにちは。
あっという間に寒くなり、街の人たちの服装も厚手のものになりましたね。
2025年も残すところ、あと2ヶ月。
2025年に悔いが残らないよう、やりたいこと・気になることを新年に向けて片付けていきたいですね!

そして2025年から当院で導入の運びとなった『ボツリヌス治療』
ナイトガード・デンタルエステにつづく、新たな治療の選択肢となりました。
歯ぎしりや食いしばりによる、顎や歯への不調を訴えられる方は多く、
また元々は歯ぎしりや食いしばりの自覚がなく、当院を受診されてから気づかれる方も非常に多いです。
それぞれの考え方や生活スタイルに合わせやすいよう、治療の選択肢を増やし、
一人でも多くの患者さまのお悩みを解決に導ける歯科医院でありたいと思い、導入に至りました。

本記事では、そんな歯ぎしりや食いしばりの治療方法の一つである『ボツリヌス治療』について解説しています。
カラフルな画像には虫歯予防の洗口液口腔衛生用品処方箋について載せています。
 ・虫歯になりやすくお困りな方
 ・歯ぎしり/食いしばりでお困りな方
 ・知覚過敏でお困りな方    など
 少しでも歯や顎に気になる症状がある方はぜひご覧いただき、参考にしてみてくださいね☆彡

 

歯にも休息を 〜食いしばり・歯ぎしりと“ボツリヌス治療”の新しい考え方〜

「知らないうちに噛みしめていませんか?」

家事や仕事、スマホを見ているとき──気づけば歯をグッと噛みしめている。そんな経験、ありませんか?
実は多くの人が無意識のうちに食いしばりをしていて、その力が歯や顎に負担をかけているんです。
朝起きたときの顎のだるさ、歯の違和感、セラミックや仮歯の破損。
これらは噛む力が原因のこともあります。

「歯を守るコツは、力を抜くこと」

歯を守るためにできることはいくつかあります。
日中は食いしばりを意識してやめる、夜はマウスピースを使うなどが一般的ですね。
それでも症状が続くとき、最近注目されているのが「ボツリヌス治療」です。
筋肉の働きをやさしく和らげることで、歯や顎を力みから守ってあげる方法です。

 「ボツリヌス治療ってどんなもの?」

医科では昔から、まぶたや首のけいれんを抑えるために使われてきた注射治療です。
歯科では「噛む筋肉(咬筋)」に少量注射し、噛みしめの力を穏やかにする目的で行われます。
結果として、
 ・噛みしめが原因の歯の痛みや知覚過敏の改善
 ・仮歯やセラミックの破損防止
 ・顎関節の負担軽減
           が期待できます。
咬筋のハリが落ち着いて、副次的にフェイスラインがすっきり見える方も。

 「ほんの数分で、歯と筋肉にリラックスを」

治療は短時間で終わり、麻酔も不要。効果は3〜6か月続き、自然に元に戻ります。
「まずは試してみたい」という方も安心です。
マウスピースと併用することで、より安定した結果を得られることもあります。
また、マウスピースが苦手な方にも良いですね。 

「歯にも“おやすみ”の時間を」

噛む力をゆるめるのは、怠けることではありません。頑張り過ぎている筋肉を休ませること。
それが歯と顎を守る秘訣です。
もし顎の疲れや歯ぎしり、知覚過敏にお悩みなら、一度ご相談ください。
あなたの歯に、やさしい休息をプレゼントしてみませんか?

【監修:理事長 歯科医師 近藤綾介】 編集:トリートメントコーディネーター 岩永

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